Mac で最新の安定版 Vim (7.3.969)をインストールする
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現在,Vim はパッチレベル 969 までが安定版,それ以降を開発版として開発が進められています. Mac で最新の開発版のパッチを適用した MacVim を使用したければ,Homebrew で macvim の HEAD を入れると簡単です.
$ brew install macvim --HEAD --override-system-vim
しかし,普段使いで最新の開発版を使うと色々不安なところもあるので,パッチレベル 969 までのパッチを適用した MacVim を使うことにしました.
インストール方法
僕が用意したフォーミュラを使うために,僕のリポジトリを tap します.
$ brew tap rhysd/homebrew-rhysd
もし現在 Homebrew で MacVim を使用している場合は,これからインストールする MacVim と競合するのでパスから取り除きます.アンインストールする必要はなく,これで最新の開発版の MacVim と安定版の MacVim を容易に共存させられます.
$ brew unlink macvim
もし以前の MacVim を使いたいことがあれば再度 link
しなおせば OK です.
最新の安定版の MacVim は macvim-stable という名前のフォーミュラで用意したので,それを利用してインストールします.
$ brew install macvim-stable --override-system-vim --with-lua
これでインストール出来ます.MacVim.app を /Application 内にシンボリックリンクするか,brew linkapps
を実行すると MacVim.app も使用可能になります.
MacVim(パッチレベル 969)のソース
最新のパッチを適用した MacVim のソースは有志により GitHub で提供されていますが,パッチレベル 969 の時点でタグを打ったりはしていないようです. そこで,リポジトリを fork してパッチレベル 969 までのパッチをマージした MacVim のソースを用意しました.
そろそろ Vim 7.4 の beta 版が出るらしいので開発版のほうも追いつつ,普段使いは安定版を使うスタイルでいきます.