Shiba v0.4.0 をリリースしました
先月ぐらいから Markdown プレビューアプリ Shiba をつくっています.
指定した markdown ドキュメント(または特定のディレクトリ下のすべてのドキュメント)をプレビューするアプリです.特定のファイルを監視し,ファイルに変更があった際は自動で更新します.lint 付きです.
会社でぼちぼち使い始めていて,ちょっと資料見せて話したい時は Markdown で資料を書いて Shiba で別画面に出して説明したりしてます.Markdown のドキュメントのままだとフォントサイズが均一だったり画像見せられなくて不便なので,それが解消されました.また,資料に間違いがあっても手元のエディタでサッと修正すれば大体バレません.以前は PowerPoint で資料作ったりしてたのですが,無駄にスライド式に囚われてしまって資料全体が見渡しづらかったり,継続的に使う資料だとバージョン管理したかったり,Linux とかでも資料サッと開きたかったりしたので markdown で書いて管理するほうが便利だとなりました.
今回はそれをアップデートしたので,そのまとめです. リリースはこちらからダウンロードできます.
動作確認環境
以下の環境で動作確認してます.
改善点
- ドキュメント内から他の markdown ドキュメントへのリンクをクリックした時,リンク先のドキュメントをプレビューするようにした.(監視するファイルは変わらず)
- Windows でのフォントが Ariel で日本語のフォントが汚かったので Meiryo を使うようにした
- アプリスタート直後にファイルをドラッグ&ドロップできるゾーンを表示するようにした.クリックするとダイアログが開き,ダイアログからファイルを選択することもできます.
- markdown ドキュメントプレビュー中も他のファイルをドラッグ&ドロップするだけで別のファイルをプレビューできるようにした
- リロードボタンとキーショートカット追加
- 画面が広いと常に表示されるようになっていたドロワーを常に隠すようにする
drawer.responsive
オプションを追加 - メニューの表示・非表示を設定できる
menu.visible
オプションを追加 {config dir}/user.css
でユーザ定義の CSS 読み込み
バグ修正
- lint 後も lint 結果が残ってしまっていたのを修正
- 外部リンクをクリックした時に一部アプリ内でリンクを開いてしまっていた問題を修正
#hash
タイプのリンクが正しく動いていなかったのを修正- スペースが入っている名前のファイルへのリンクが正しくジャンプしないのを修正
今後
- 他のフォーマットも対応したい.reStructuredText とか
- テーマ機能を実装したい Tufte.css が格好良いので,スタイルを切り替えられるようにしたい
- 検索がほしい
- アウトラインがあると便利そう